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お笑いのチカラ

2025.03.31  /  #お知らせ

テレビでよく目にする「NSC○○期生」
あのダウンタウンさんが一期生の吉本興業さんが運営する
お笑いの学校。NSC(New Star Creation)
NSCは沖縄校もあります!
https://nsc.yoshimoto.co.jp/about/okinawa/
卒業生として1期生に初恋クロマニヨン
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=3482
ありんくりんが3期生
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6907
が活躍しています!

僕は沖縄校で4期生から講師を担当してます。
(現在は14期生が卒業)

大のテレビっ子だった小学生の僕は
ドリフ好きだったある日、8時だよ全員集合の裏番組
「オレたちひょうきん族」を見て衝撃を受けたのを
今でも覚えている。



標準語が一般的なテレビで
明石家さんまさんの関西弁が飛び交う。
コントのセットでしっちゃかめっちゃか
にするビートたけしさん。
次々に登場する奇天烈なコントキャラクター。
当時は珍しく芸人さんがカメラの裏に走っていって
スタジオの裏側が丸見えになったり、
ディレクターやプロデューサー
といういわゆる裏方の人が
表舞台に出演したりレコードを出したり、
ドリフの台本でしっかり完成されたお笑いとは
真逆のアドリブと予想を裏切る
展開のガチンコバラエティーに
子供の僕はなんて楽しそうな現場なんだろうと
テレビ業界に憧れの眼差しで目をキラキラ輝かせていた。
そんな番組のクレジットに「吉本興業」という文字。


「夢で逢えたら」や「ごっつええ感じ」でコントの世界にはまり、


その後沖縄では放送がたまにしか流れていなかった
吉本新喜劇をレンタルビデオで借りていた高校時代。
学校の予餞会でそれを参考にクラスメイトと
コントを作ったのは
私の今の演出のルーツとも言える。


11年前にNSCの講師のオファーを受けた時に
とても運命を感じた。

CMでも笑いはかなり重要な要素として
つねに企画を考える上でウェイトが高い。
短い時間で人を惹きつけ印象に残すには
「笑い」はとても強い。

テレビ黄金時代を知らない
YouTube世代の若い子たちは
今どんな芸人になりたいのか?
テレビに憧れはあるのか?
毎年入学してくる生徒たちと
ワークショップをしながら考えさせられる。

僕の講義はお笑いを教えるのではなく、
スマホを使った映像の講義が主。
5秒間で印象に残るように
自分を表現してもらったり、
即興でショートコントムービーを
作ってもらったり、
オンラインで繋いで中継リポートを
してもらったり、
舞台でやるネタを映像にとって、
お客さん目線で分析したりなど、
「お笑い」を「映像」を通して
俯瞰で見るワークショップをしている。
https://youtube.com/shorts/eLYSb6KuLNo?si=xU_KZ3rTDzR1BFUv
https://youtube.com/shorts/HtZsZnNiUZ0


僕がCMの仕事をしている中で
芸人さんの力は必要不可欠だ。

演出家が何を求めているかを瞬時に察知し、
どの画角で撮られているかを聞いて
カメラの中でベストな演技をしてくる。
エキストラで別の言い回しを求めても
数多い引き出しでさらに面白いものを
提案してくれる。
そう「勘」がいいのだ。
CMというある程度事前に固定された秒数と
決まったセリフがある難しい環境の中、
わずか数秒の表現力で印象に残る映像に変えてくれる。
とてもわかりやすく伝えるのが上手く
CM業界では重宝される。

あのひょうきん族に出演していた芸人さんの
ほとんどがあの番組以降俳優としてもドラマや映画で
活躍していた。

コントで瞬時に見ている人をその世界観に没入させる
演技力は素晴らしい。

私たちがよく見るテレビで活躍している芸人さんは
ピラミッドでいうと頂点のほんの一握りの人たち。
そこを目指しているテレビに一度も出たことがない
芸人さんは五万といる。
そのさらに下にはそんな
芸人にすらまだなっていない卵がいる。

そんな卵たちが今日もここから巣立っていく。
テレビ黄金期を知らない、Youtube世代の卵たち。
SNSで自ら世界に発信できるこの時代は
逆にチャンスかもしれない!
やったらいいがな!
アクションを起こせ!
もっと笑いに貪欲であれ!

14期生のみんなチバリヨー!